まちぶら部

【Vol.5】「趣味のことならおでかけさん」タイプ紹介

こんにちは!まちぶら部研究員の市川です!

まだまだ終息の兆しが見えないコロナ禍の今、おでかけしにくい日々が続いていると思います。新たな生活スタイルやこれまでと異なる日常の楽しみ方を見つけた方もいるのではないでしょうか?

また、なかなか梅雨も明けず、、不安定な天候が続いていますが、「No Rain, No Rainbow(雨が降らなければ、虹は出ない)」、いろいろ明けた後にはきっと良いことが起きる🌈ことを信じて、日々小さな幸せを見つけられたらいいですね。

 

さて、今回は【Vol.4】に続き、若者のおでかけ6タイプのご紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介する若者タイプは「趣味のことならおでかけさん」です!

これまでご紹介してきた若者タイプと違って、おでかけには少し後ろ向きなタイプです。

それでは、早速特徴をみていきましょう~!👀

 

●おでかけのきっかけは、「自分の好きなこと」

おでかけ指数★★☆☆☆ 趣味一直線の特化型外出派

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「趣味のことならおでかけさん」は、じっくり考えて計画的に行動するタイプです。

そのため、おでかけにおいても目的を果たすために計画性を持ち、無駄遣いがないよう判断するという特徴があります。

「自分磨きでおでかけさん」も明確な目的を持っておでかけするという点では似ていますが、判断基準が “自分のためになる” や “「遊び」から何かを得よう!” という気持ちではなく、 “無駄な出費をしないため” といった堅実的な視点で判断をしているという違いがあります。

 

ただその一方で、自分の好きなことには、費用や時間を惜しまず、活動的に行動するという点が大きな特徴です。好きなことを突き詰めて追及していく特化型のタイプなので、人付き合いも、狭く深い関係を好みます。

基本的におでかけには後ろ向きですが、好きなことや関心ごとが絡んでくると、一転して前向きにお出かけしてしまうのです!

 

 

上記グラフは「遊び・おでかけとは何か」についてのアンケート結果です。

「心に安らぎを与えること」「現実逃避したいから」「ストレス発散のため」の回答が高くなっています。現実を忘れて没頭できる趣味の時間として、遊びやおでかけを捉えている様子が伺えます。一方で、「付き合いの場」が極端に低く、自分の好きなこと・目的外のおでかけはしないという特徴が表れているのではないでしょうか。

 

 

●好きな“まち”は、「落ち着いているまち、よく行くお店があるまち」

調査の結果、趣味のことならおでかけさんの好きな街は、よく行くお店のある秋葉原や上野が挙げられており、特に「ひとり」で「買い物」に行くという回答が多く、明確な目的意識を持っておでかけしている様子が伺えます。また、お台場、吉祥寺、横浜に面白そうというイメージを持っており、お台場や横浜など海がある「大人な雰囲気」の場所に魅力(憧れ)を感じているようです。

 

 

さらに、魅力的なまちの雰囲気としては、自然が多い街、川がある街など落ち着いている街に惹かれています。また、とても興味深い点として、魅力的なまちの要素は、公園、お寺・神社、博物館・美術館、映画館、図書館の回答が全体より大幅に高いという点です。若者のイメージが強くない街の要素ではありますが、落ち着きのある要素や嗜好性の高い要素に惹かれているという特徴が表れていると思います。歴史がある街に惹かれているところも、魅力的な街の要素と合わせて見ると納得できますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

今回はこれまでのタイプと違っておでかけ意識が少し低めなタイプでしたが、個人的にはとてもイメージしやすく、わかりやすい特徴のあるタイプであるといった印象です。

おでかけに後ろ向きである「趣味のことならおでかけさん」も、コロナ禍での行動が変わっているのか気になるところですね。

 

次回は「用事があればおでかけさん」をご紹介します!名前だけ見てもお分かりの通り、おでかけに後ろ向きなタイプが続きますが、後ろ向きの中でもどのような違いがあるのか、ぜひチェックしてみてください✅!