まちぶら部

【Vol.4】「自分磨きでおでかけさん」タイプ紹介

こんにちは!まちぶら部研究員の臼井です。
6月になり緊急事態宣言が解除されました。みなさんも少しずつ、外出する時間が増えてきたのではないでしょうか。感染予防をしっかりしながら、おでかけを楽しんでいきたいですね。

今回は現役学生インタビュー企画から一旦離れ、連載していた若者のおでかけ6タイプをご紹介していきます!

(前回のタイプ紹介記事はコチラ

 

本日ご紹介するのは「自分磨きでおでかけさん」。実は、私自身もこのタイプです!
「自分磨き」という意味合いは「マジメ」というよりも、「自分のしたいこと・することがはっきりしている」というニュアンスで捉えていただくとわかりやすいかと思います。

では、特徴を見ていきましょう~!

 

●おでかけのきっかけは、「これがしたい!という明確な目的」

おでかけ指数★★★★☆ 自己研鑽型 おでかけ前向き派

「自分磨きでおでかけさん」(以下、自分磨きさん)は、高い目的意識の元、行動を行うタイプです。旅行に行く際は、しっかり下調べをして、回りたいところをチェックしておきたいタイプですね(私もそうです)。
ですので、ふらっと出かけるよりも、「これをしよう!」と目的を明確にもって外出しています。自分のしたいことがはっきりしており、自分のためになる(=自分磨き)ことへの関心が高いです。そのようなことには、時間や費用を惜しまず、情報収集も積極的です。おでかけ頻度も比較的高く遠出・旅行も好きなタイプです。
以下の「遊び・お出かけ」をどう捉えているか?というグラフからも、「自分みがきのため」「仕事や勉強を頑張るため」「生きがいを見出すこと」など、「遊び」から何かを得ようとしている目的性の高さを感じます。

ただ、人付き合いは良く、自分への損得だけで人付き合いの判断はしない点も特徴です。

 

 

 

●好きな“まち”は、面白そうと惹かれる「ならでは」のスポットや体験がある所!

では、自分磨きさんはどのような街に出かけているのでしょうか?
定性調査からは、横浜吉祥寺六本木渋谷などが好きな街と挙げられていました。
その理由を考察すべく下記のグラフを見ていきましょう。

 

 

魅力的な“まち”の雰囲気として「歴史」「ビル」「海」など幅広い項目の雰囲気に反応しており、魅力的な“まち”の要素では、「買い物」「飲食店」「映画館」「公園」「美容サロン」など同じように幅広く反応しています。
おそらく自分磨きさんは、特定の雰囲気や要素を好んでいるというよりも、「その“まち”ならでは」が際立った要素(施設・お店・場所など)があるかを重視する、「本物志向」の傾向があるのではないかと思われます。

 

 

上記4つの場所も繁華街だけでなく、港、中華街、公園、映画館や美術館、ファッション店など、そこにしかないスポットや魅力が複合的に集積した街であり、票が集まったと考えられます。

 

上記のような大きな街でなくとも、惹きつけられる「ならではの特徴」があれば、自分磨きさんはきっと足を運んでいきます。

遠出の好きな自分磨きさんですが、このご時世ですので、住んでいる場所の近くで、その地域ならではの魅力を見つけ楽しもうとするタイプなのかもしれませんね。
次回は、「趣味のことならおでかけさん」をご紹介いたします。

 

※調査概要については【Vol.1】の記事をご参照ください。