【Z世代が語る好きなまち】「上野」

こんにちは！まちぶら部員の古谷です。

若者×おでかけの研究を続けるまちぶら部では、現役学生へのインタビューを通し、まちを好きになるプロセスやポイント、好きな人から見たまちの魅力を研究中です👀

 

本日は「上野」好きの学生さんのインタビューをもとに、「まち」愛を紹介します！

 

●「上野」は“人間っぽい魅力溢れる”まち

今回インタビューに答えてくれたのは、大学進学を機に上京してきた都内１人暮らしの学生さん。

タイプ分類は「みんなでワイワイお出かけさん」で、おでかけには積極派。

そんな彼が好きなまちは、「上野」。

 

 

―上野が好きになったきっかけは？

“私は地方出身なのですが、小学生の頃に修学旅行ではじめて東京にきて、それが「上野」だったんです。

修学旅行の楽しい思い出と、初めての東京という憧れの気持ちから、その頃から私の中で「東京＝上野」のイメージが付いていました。”

 

―小学生の頃の体験がきっかけなのですね。

　大人になってから「上野」に訪れた際はどのように感じましたか？

“大学で上京してきて、久々に上野に行きました。

そのとき、「これが自分の知っている東京だ！」と当時の思い出と感情が蘇ったのを覚えています。

その後もう１回友人と上野に遊びに来て、飲食店を巡ったりしたときに、やっぱりこのまちの雰囲気が好きだなという気持ちになりました。”

 

―上野のどんな雰囲気が好きですか？

“下町っぽさだったり、雑多感もありながらも騒がしすぎない雰囲気であることが好きです。

散歩が好きなのですが、秋葉原から歩いて上野まで行くこともあります。

散歩のたびにまちの色んな面を感じることができて楽しいです。

一様ではないまちの雰囲気は、ある種人間らしさを感じて落ち着きます。”

 

―好きなまちについて、友だちと話したりはしますか？

“上京組あるあるだと思うのですが、上京してきた友人同士で、「好きなまちどこ～？」とか話すことがあります。

私はそのとき、上野好きを語っています！

都内の知識があまり無いので、みんなのオススメのまちを教えてもらって行ってみたいという気持ちから、こうした話題になるのだと思います。”

 

 

●友だちと過ごした思い出があるから、好きなる！？

今回インタビューに答えてくれた学生さんのおでかけタイプは「みんなでワイワイお出かけさん」です。

このタイプの特性は、目的地や内容よりも、“仲の良い友だち同士で遊ぶこと”に重点を置きます。

つまり、あまり特定の場所に固執する傾向ではないのですが、そんな中でも「上野」が好きと語ってくれました。

 

上野が好きになったはじめのきっかけは「修学旅行の思い出」でした。

はじめて東京に来て、そこで友だちと過ごした時間が「上野」への愛着を生み出したのかもしれません。

友だちとの思い出がまちへの愛着につながるのは「みんなでワイワイお出かけさん」らしさが出ているかもしれないですね。

また、積極性が高く、周りへの影響力も持つタイプであるように、好きなまちを周りの友人に推奨する行動もみられました。

「友だちとの思い出を作れる体験がまちにあるかどうか」が、このタイプを捉える鍵になるかもしれません☝

 

いかがでしたか？

今回は「上野」好きな学生さんにまちを好きになった経緯を語ってもらいました。

皆さんの好きなまちはどこですか？好きになった理由を考えてみても面白いかもしれませんね！

 

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