
わかものがかかりロゴ誕生秘話 【ラフ篇】
みなさん、こんにちは!
コミュニティマネージャーのはっとりです👀
前回に引き続き、クリエイティブのおはなしをしたいと思います。
まだオリエン篇を読んでないよ~!って人はぜひ1つ前の記事から読んでみてくださいね。
芝山さんにオリエンをさせていただいた後、まずはラフとして候補を5案も出していただきました。
今回はなんと特別に芝山さんの許可がいただけたのでラフ案をみなさんにもお見せしちゃいます!
最初にこのラフをいただいたとき、「ぜんぶかわいい~~!」と私たち運営メンバーもわっくわくしながらどれがいいか会議していました。笑
5案もバリエーション出すのってとっても難しそうですよね。
しかも今回は方向性がかなり異なる。。そこで!芝山さんに5案が出来上がるまでを聞いてみました👀
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―5案とも方向性が異なっていますが、どのようなところに重きを置いて、バリエーションを生み出されましたか?
まずは“組み方”から考えました。
「わかものがかり」はひらがな7文字と比較的長めだったので、1段にするのか2段にするのか。はたまた横組みにするのか縦組みにするのか。
今回は横組みという点は共通で、1段と2段のどちらも制作しています。2段組みの方が組みやすかったので、A案以外は2段になっています。
―たしかに、文字数がちょっと多いですよね!この組み方が決まった後はどんな工程になるのでしょうか?
そのあとは「エネルギッシュ」「多様性」「自由」というキーワードを形に表していきました。文字の大きさやバランスから考えていくことが多いですね。
―B案は特に文字の形が特徴的ですよね!
実はB案は積み木をイメージしているんです。積み木って組み合わせ次第に何にでもなれるので、コミュニティのコンセプトにもマッチするかなと思って、遊び心をいれてみました。
―実際に私たちも積み木っぽい!という話になりました。形としてあらわすのにあたり、A~E案はどのような変化によってバリエーションを出されたのでしょうか?
キーワードを現すためにフォーカスしたポイントをA案からE案にいくにつれて削ぎ落していきました。よく「ポップ」というワードを使ったご依頼をいただくことがあるのですが、「ポップ」を現す色合いへの認識がひとそれぞれだと感じています。そこで、小田急エージェンシーさんがどこまで「ポップ」として捉えているのか確認もしたかったので 、D・E案のような色合いの案も制作しました。
―D・E案は少し淡いですよね!ほかのお仕事のなかでもポップの定義確認というのは意識されているんでしょうか?
そうですね。普段はSNS経由でお仕事のご依頼をいただくことが多いので「ポップ」という言葉の定義がずれることはあまりないのですが、それでも起こることはあるので、気にするようにしています。
今は「ポップ」というと意外性のある配色を指すことが多い印象です。令和は特に流行っていますよね。
―採用させていただいたロゴもまさに原色ですしね!ちなみに芝山さんのイチオシはどの案だったんでしょうか?
A案でした!
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実は私たちの中でも意見は割れていたんです。
デザインを選ぶという行為は好みの影響が大きいので、選ぶときは全員が共通して大切だと思える判断軸を用意してあげる必要があります。
私たちが今回重要だと思っていた軸は ①多様性が表現できているか ②エネルギッシュさが伝わるか という2点だったので、淡い色みのD・E案よりはA~C案に絞っていきました。
そのあとは視認性や、我々の意図とは異なる印象を抱かれてしまう可能性を検討し、A案を採用することに至りました。
その後はさらに見やすさ・伝わりやすさを追求して ブラッシュアップをお願いし、今のロゴが出来上がりました。
誕生秘話を聞くと、ロゴへの愛着が皆さんも湧いてくるんじゃないでしょうか・・!?
実はわかものがかりのワークショップや座談会に参加していただけると、ステッカーをプレゼントしているので、ぜひ気になった方はわかものがかりのイベントにお越しください。
(わたしも会社用携帯のケースに挟んでいます)
では次回はロゴをベースにキービジュアル(KV)が出来上がるまでをお話しちゃいますっ
お楽しみに~!
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