わかものがかり

【前編】新しい観光スタイルの魅力とは?-2025年4月9日グループインタビュー開催レポート-

こんにちは!

「わかものがかり」コミュニケーションプランナーのみやたけです。

3月に実施したワークショップの様子は、チェックしていただけましたでしょうか?

わかものがかりのアクションは、じっくり時間をかけてアイデアを考える、 ワークショップ だけではありません。

放課後の時間に集まって、1つのテーマについて意見交換をする、グループインタビューも定期的に実施しています。

本記事では、そんなグループインタビューの初開催の様子をお届けします!

 

プログラム概要

今回のテーマは「観光」。この記事を読んでくださっている方にも、関心のある方は多いんじゃないでしょうか。

その中でも、ここでフォーカスするのは「地域まるごとホテル」という、最近生まれた新たな観光スタイル。その名の通り、まちに点在している建物をホテルになぞらえて捉え直し、

  • 銭湯⇒ホテルの大浴場
  • レストラン⇒ホテルの食事処
  • カフェ⇒ホテルのラウンジ

…のように、まちをまるごとひとつの宿泊空間にしてしまおう!という考え方です。

 

こうすることで、ひとつのスポットに観光客が集中しすぎることなく、様々な事業者が一体となってまちの観光を盛り立てていくことができます。日常に溶け込むような観光体験になるため、地域にとってはリピーターやファンを増やすきっかけにもなるかもしれません。

 

約1年前に「地域創生ビジネス推進部」という部署が創設され、地方自治体の得意先も多い小田急エージェンシーにとって、そんな「地域まるごとホテル」は、洞察を深めるべき重要なトピックのひとつです。

 

そこで今回は、旅好きのわかものがかりの皆さんに集まっていただき、

「地域まるごとホテル」ならではの魅力を言語化・深堀しました!

 

 

まずはみんなで、今ある事例を眺めてみる。

早速、地域まるごとホテルの魅力を語ってみよう!といきたいところですが、

なかなか解像度を上げるのは難しいですよね。

そこで、まずは今日本全国で立ち上がり始めている「地域まるごとホテル」の事例を5つ見ていただき、率直な意見を教えていただきました。

✔一番参加してみたい事例は?その理由は?

✔どんな過ごし方がしたい?

意外にも、みんながピックアップした事例はバラバラ!

これは面白い意見交換ができそうです。

 

このように、わかものがかりでは

再現性の高いワカモノの「生の声」を集めるために

フィールドワークや事例紹介を通して、なるべくターゲットや生活者としての疑似体験の機会を作るようにしています。

 

ひとりずつ意見を言っていただく中でも、

「趣味が楽しめそうな土地がいい」「祖父母のいる地域に似ているなど、無料で行けるまちの雰囲気を改めて味わいたいとは思わない」など、早速ヒントになりそうな要素が出てきました。

 

 

今回のレポートはここまで。

次回は、「地域まるごとホテルは、これまでの観光と何が違うの?」という切り口で

魅力を一緒に言語化していくプロセスです。

後編のレポートでお伝えしますので、更新をお楽しみに!

 

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